調査基準日:2026年10月15日|対象:ビズメイツ株式会社(東証グロース 9345)による株式会社With The Worldの完全子会社化
オンライン英会話のビズメイツ株式会社(東証グロース、コード9345)は2026年10月5日、株式会社With The World(兵庫県神戸市)の株式を取得し、その後の簡易株式交換で完全子会社にすると適時開示しました[1]。株式取得の完了は10月16日、株式交換の効力発生は10月30日の予定です[1]。
With The Worldは、学校同士をオンラインでつなぎ、SDGsや社会課題について英語で議論する問題解決型の国際交流プログラムを提供する会社です[1]。今回の開示では、学校・自治体向けのオンライン国際交流・探究学習の分野を主な目的としています[1]。
この記事のポイント
取引の要点
| 項目 | 内容 | 日付 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 取締役会決議・契約締結 | 株式譲渡契約・株式交換契約 | 2026年10月5日 | [1] |
| 株式取得 | 313株(議決権90.7%)を現金で取得 | 2026年10月16日(予定) | 全額自己資金。取得価額195,965,217円[1] |
| 株式交換 | 残り32株を株式交換で取得、ビズメイツ株34,364株を新規発行 | 2026年10月30日(予定) | 簡易株式交換のため株主総会の承認なし[1] |
| 株式価値 | With The World株式価値総額216百万円(1株626,087円) | — | 第三者算定機関の算定レンジ175〜332百万円の範囲内で協議[1] |
| 業績への取り込み | 2026年9月30日をみなし取得日とする | 2026年12月期第4四半期から | 業績への影響・のれんの額は精査中[1] |
出典:ビズメイツの適時開示[1]。株式交換で交付するビズメイツ株には3年間の譲渡制限が付き、With The World代表の五十嵐駿太氏は最低3年間役員として留任すると開示されています。
With The Worldはどんな会社か
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県神戸市中央区 |
| 設立 | 2018年4月2日 |
| 事業内容 | オンライン国際交流授業の企画・運営、旅行業者代理業、損害保険代理業 |
| 主な取引先 | 学校法人、教育機関、地方自治体、事業法人 |
| 実績 | 文部科学省「EDU-Portニッポン」、環境省の「国際的な環境課題解決ワークショップ」運営を受託 |
| 売上高(2026年3月期) | 188百万円(営業利益10百万円) |
出典:[1]。
留学業界にとっての意味
ビズメイツは開示の中で、GIGAスクール構想や探究学習・SDGs教育の重視を背景に、「ビジネスパーソン」から「学校・自治体・学生」へ対象の市場を広げると説明しています[1]。With The Worldの事業はオンラインの国際交流授業が中心で、渡航を伴う留学の手配とは異なります。旅行業者代理業も事業内容に含まれますが、開示では留学・海外研修の手配についての方針は書かれていません[1]。
学校向けの国際交流・探究型プログラムは、渡航型の教育旅行や探究留学と隣り合う分野で、学校・自治体を顧客とする事業者の動きとして注目されます。
今後の日程
公式発表で確認しておきたいこと
- 株式取得・株式交換が予定どおり完了したかの続報
- のれんの金額と業績への影響(開示では精査中)
- 学校向けサービスの具体的な内容と提供開始時期
よくある疑問
- ビズメイツが留学エージェントを買収したのですか?
-
開示で主に説明されているのは、学校同士をオンラインでつなぐ国際交流プログラムです。事業内容には旅行業者代理業も含まれるため、留学手配の有無まで断定するものではありません[1]。
- 買収額はいくらですか?
-
株式取得価額は195,965,217円、アドバイザリー費用等を含む概算合計は200,965,217円です。残りの株式は現金ではなく株式交換で取得します[1]。
出典と更新履歴
規則や案内の表示は調査後に変わることがあります。本ページは記載した確認日の資料に基づきます。
更新履歴
- 2026年10月15日:初版作成。適時開示の原本をもとに作成。
本記事は公表資料の内容を整理したもので、個別の手続きについての助言ではありません。

