2026年10月15日時点の情報です|対象:JAL・ANAの国際線「燃油特別付加運賃」(2026年11月1日〜12月31日発券分)
JALとJTAは2026年10月15日、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の11月1日〜12月31日発券分の額を国土交通省へ申請したと発表しました[4]。日本発の北米・欧州・中東・オセアニア行きは片道50,000円から62,000円になり、すべての区間で引き上げです[2]。ANAも同じ日に、11月1日〜12月31日発券分の額を発表しました(政府認可申請中)。北米・欧州・中東・オセアニア行きは片道55,000円から62,000円になり、JALと同じ額です[3][5]。
10月31日までに発券すれば、現在の額のままです[2]。11月以降に出発する航空券でも、額は発券日で決まります。欧州・北米へ往復する場合、11月以降の発券ではANAで約1.4万円、JALで約2.4万円高くなります[2][3]。ANAも10月31日発券分までは現在の額です[3]。
この記事のポイント
- 10月中の発券なら現在の額:10月31日発券分までは現在の額[2]
- 新しい額(ANA、日本発・片道):欧州・北米・中東・オセアニアは55,000円→62,000円、タイ・シンガポール・マレーシアは27,300円→32,000円[3]
- 新しい額(JAL、日本発・片道):北米・欧州・中東・オセアニアは50,000円→62,000円、タイ・シンガポールなどは26,000円→33,200円[2]
- 適用期間:2026年11月1日〜12月31日発券分[4]
- 算出の基準:8月〜9月のシンガポールケロシン価格の円換算額25,089円。ゾーンTに当たるが、政府の激変緩和措置を踏まえゾーンS(24,000円基準)を適用(ANAも同じ考え方)[4][5]
- 欧米往復での差額:ANAは約1.4万円、JALは約2.4万円の値上がり[2][3]
変更内容の要点
JALの発表では、2026年8月〜9月のシンガポールケロシン市況価格の2か月平均は1バレルあたり159.19米ドル、為替の平均は1米ドル157.61円で、円換算額は25,089円でした。適用条件表ではゾーンT(25,000円基準)に当たりますが、政府の中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置の効果を踏まえ、ゾーンS(24,000円基準)の額を適用するとしています[4]。ANAも、本来は「25,000円以上26,000円未満」のテーブルに当たる水準だが、特例として「24,000円以上25,000円未満」のテーブルを適用するとしています[5]。
| 区間 | 10月31日発券分まで | 11月1日〜12月31日発券分 | 片道あたりの差額 |
|---|---|---|---|
| 日本-ソウル/釜山/済州など | 5,900円 | 7,100円 | +1,200円 |
| 日本-東アジア | 12,400円 | 16,000円 | +3,600円 |
| 日本-グアム/フィリピン/ベトナムなど | 17,500円 | 21,500円 | +4,000円 |
| 日本-タイ/マレーシア/シンガポールなど | 26,000円 | 33,200円 | +7,200円 |
| 日本-ハワイ/インドネシア/インドなど | 30,900円 | 38,500円 | +7,600円 |
| 日本-北米/欧州/中東/オセアニア | 50,000円 | 62,000円 | +12,000円 |
出典:[2][4]。往復の場合は2区間分かかります(北米・欧州などは往復124,000円)。
| 区間 | 10月31日発券分まで | 11月1日〜12月31日発券分 | 片道あたりの差額 |
|---|---|---|---|
| 日本-韓国・ロシア(ウラジオストク) | 6,500円 | 7,100円 | +600円 |
| 日本-東アジア(韓国を除く) | 14,300円 | 15,100円 | +800円 |
| 日本-ベトナム・グアム・フィリピン・パラオ・モンゴル | 19,300円 | 21,500円 | +2,200円 |
| 日本-タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア | 27,300円 | 32,000円 | +4,700円 |
| 日本-ハワイ・インド・インドネシア | 35,800円 | 38,500円 | +2,700円 |
| 日本-欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア | 55,000円 | 62,000円 | +7,000円 |
出典:[3][5]。11月1日〜12月31日発券分は政府認可申請中の額です。往復の場合は2区間分かかります(欧州・北米などは往復124,000円)。成田-メキシコシティ線は別の額(11月以降発券分は片道38,500円)です[3]。
対象になる人と対象外のケース
JAL・ANAとも、大人・小児とも同額で、座席を使わない2歳未満の幼児は対象外です。特典航空券にもかかります[4][5]。額は「搭乗日」ではなく「発券日」で決まります[1]。
いつから適用されるか
新しい額は2026年11月1日以降に発券する航空券から適用され、12月31日発券分まで変わりません。10月31日までに発券すれば現在の額が適用されます[2][4]。ただし、政府の認可状況により金額や時期が変わることがあります[3][4]。ANAも11月1日以降発券分から新しい額になります[5]。2027年1月以降発券分は、2026年12月に案内される予定です[4]。
公式案内で確認しておきたいこと
- 発券日がいつになるか(10月31日までか、11月1日以降か)
- 利用する航空会社(JALかANAか)と区間。タイ・シンガポール方面などは2社で額が異なります
- 留学エージェント経由の手配では、見積もりの燃油サーチャージがいつ発券する前提の額か
よくある疑問
出典と更新履歴
- JAL「国際線『燃油特別付加運賃』」(改定時期・算出方法)。2026年10月13日閲覧。
- JAL「国際線『燃油特別付加運賃』『航空保険特別料金』のご案内」(2026年10月15日更新)。2026年10月15日閲覧。
- ANA「燃油特別付加運賃/航空保険特別料金について」(2026年10月15日更新)。2026年10月15日閲覧。
- JALプレスリリース「JAL/JTA国際線『燃油特別付加運賃』の改定を申請(2026年11月〜12月発券分)」(2026年10月15日)。2026年10月15日閲覧。
- ANAプレスリリース「国際線における燃油特別付加運賃の改定について」(2026年10月15日)。2026年10月15日閲覧。
制度や案内の内容は変更されることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
更新履歴
- 2026年10月13日:初版
- 2026年10月15日:JALの11月〜12月発券分の額を更新
- 2026年10月15日:ANAの11月〜12月発券分の額を追加
個別の手続きについては、各機関の公式案内や専門の窓口でご確認ください。

